このガイドラインは、LAPRASを使用して送信されるスカウトにおいて満たすべき基準を記載しています。
◾️なぜスカウトに基準があるのか?
LAPRASは「すべての人に最善の選択肢をマッチングする」というミッションに基づき、ユーザーの皆様により良いマッチングを提供することを使命としています。
そのためには、LAPRASを通して送られるメッセージが信頼でき、受け取ったメッセージに基づいて安心して企業とコミュニケーションできる必要があります。
しかし、採用・転職サービスにおいては以下のような悪い慣習が横行しています。
- 企業と採用候補者の間の情報の非対称性
個人対法人の不均衡な関係により、
- スパムメッセージのような一方的なコミュニケーション
- 虚偽の内容による採用候補者の集客
このような状況からは、転職希望者は目の前の良いマッチングに対して前向きになることが難しいですし、不誠実な企業によって採用候補者に対して誠実な企業が不利益を被ることになります。
また、受け取り手に不快な思いを抱かせるスカウトで、スカウトを送信する企業自体の評判を損なうこともあります。
LAPRASではスカウトの品質に基準を設けることで、より良いマッチングの機会を提供していきたいと考えています。
◾️スカウトとは何か?
スカウトとは
企業から採用候補者となる人物に向けて企業での仕事に興味を持ってもらうためのメッセージ
です。
以下はスカウトではありません。
LAPRASでは以下の基準に沿って、スカウトの品質を定義しています。
◾️詳細説明
1. ビジネスメッセージとして最低限の体裁が整っている
スカウトは通常は初対面の人に向けて提案を行うビジネスメッセージです。
ビジネスメッセージにおいては差出人や用件、用件の理由を添えて送付するのは基本的なルールです。
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なぜスカウトが届いたかが分かる
スカウトを受け取る方は日々無数の情報を受け取っています。
どのようなポジションであっても、なぜそのポジションの提案が自分に届いたのかは重要な判断基準になります。
スカウトである以上、誰にでも当てはまる定型文ではなくその人物に声をかけることが合理的に納得できる理由を記載しましょう。
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誰からスカウトされたのかが分かる
上記同様、どのような企業から、どのような人物からの連絡なのかは明確にする必要があります。
採用サービス上のことであっても素性の知れない人物からの連絡はそれ自体が不審なものとなり得ます。
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どのような提案がなされているのかが分かる
差出人や送付理由が明記されていても、どのような用件なのか明記されていないメッセージも扱いに困るものです。
カジュアル面談や採用イベントへの誘いなのか、どのような前提でのオファーなのかを明記しましょう。
2. 採用候補者の事情を踏まえている
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文面が採用候補者の公開している事実と一致している
採用候補者は一定の情報を企業に対して公開しています。
名前などの重要な情報はもちろんですが、公開しているプロフィールやアウトプットなどがご本人やご本人が公開したものと相違するメッセージは失礼にあたります。
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採用候補者が明示している希望が考慮されている
採用候補者は自身の転職や雇用形態について現在のステータスを明示しています。
転職希望の有無、働き方に関する希望なども明示しており、明示している事項を無視したコミュニケーションは企業に対して不信感を抱かせるものです。
採用候補者が希望を明示している場合には、それを踏まえた上でのコミュニケーションを取りましょう。
以上の基準を遵守いただくことで、LAPRASは企業にとっても採用候補者・転職希望者にとってもより良いマッチングを提供していくことを目指しています。
具体的な禁止事項につきましては、LAPRAS上での禁止行為に関するよくあるご質問 をご確認ください。