この記事では、LAPRAS利用規約で禁止している候補者の個人情報の「目的外利用」について説明します。
LAPRASは、候補者の採用機会を広げるためのサービスです。
LAPRAS利用規約第20条第1項には、「ユーザーは、候補者の個人情報を秘密に保持し、第三者に開示又は漏洩してはならず、また本サービスを利用する目的以外に使用してはならないものとします。」という規定があります。
これは、個人情報保護法において、個人情報はあらかじめ公表された利用目的の範囲内でしか利用してはならない旨、定められているためです。
LAPRASのプライバシーポリシー
LAPRASが定め、公表している候補者の個人情報の利用目的は、以下の通りです。
プライバシーポリシー第2.2項
前項の規定にかかわらず、当社サービス等における採用候補者の個人情報は、当社が当社サービス等を提供する目的、当社自身が当社サービス等における採用候補者の採用機会を広げる目的及び当社サービス等を利用するユーザーに当該個人情報を提供する目的にのみ利用します。かかるユーザーへの個人情報の提供は第8項に定める場合を除き、採用候補者の同意を得た場合に限り行われるものとします。
プライバシーポリシー第8.2項
当社は、取得する個人情報を第2.1項に掲げる場合のほか、以下の目的で利用いたします。
当社サービス等における採用候補者の採用機会を広げるために、第三者に提供すること
もし、LAPRASの利用企業の皆様が、自社の採用活動の目的の範囲を超えてLAPRASのデータベース上の個人情報を利用しますと、上記の利用目的を外れた利用がされたことになり、当社は適法に本サービスを提供することができなくなってしまいます。
LAPRASのデータベースは、貴社における採用活動にのみご利用いただきますようお願いいたします。
それ以外の目的での利用が確認できた場合や、そのような疑いがある場合は、当社からご連絡を差し上げる場合があります。
また、明らかに目的外で利用されていることが確認できた場合には、通知なしに、ユーザーへのサービスの提供の停止、契約の解除を行いますので、悪しからずご了承ください(利用規約第15条第1項柱書及び第1号参照)。
また、必要に応じ、当社から、目的外で利用されたユーザーへの損害賠償請求を行うこともあり得ますので、ご承知おき下さい。
たとえば、以下のようなご利用方法は利用規約違反となります。
(1)利用企業様が人材紹介・人材派遣等、人材に関するサービスを運営されている場合、紹介する人材をLAPRAS上で調達するための利用
(2)自社の社員をタレントプールに追加し、転職意欲の変更通知が出ていないかを監視するための利用
(3)候補者のプロフィールページに掲載されている情報を転載するなど、ブログ、記事の素材としての利用
(4)候補者のプロフィールページを独自に分析するなど、新たな個人情報ないしデータを作成するための利用
(5)他社の採用担当者に対し、候補者のプロフィールページを提供するなど、他社の採用活動に関する利用
(6)その他、自社における採用と関係のない利用