効果的なパーソナライズの方法

スカウトメールに対して返信を得るのは簡単ではありません。魅力的なスカウトメールを書くための重要な要素の一つに、メールをパーソナライズすることがあげられます。パーソナライズをすることで、他のテンプレメールと差をつけられ、エンジニアに反応してもらいやすくなります。この記事では、パーソナライズとは何か、どのようにパーソナライズをするのか、などを解説します。

パーソナライズとは

パーソナライズとは相手の興味や関心に応じて、その人固有のものを提供することです。
パーソナライズされたスカウトメールとは、候補者の興味や関心、スキルや活動歴に言及した、その候補者だけのためのメールです。

パーソナライズの目的

パーソナライズをする目的は、候補者に「本当に関心を持っている」という姿勢を伝えることです。 スカウトメールを送りたくなるような優秀なエンジニアの方は、他社からも定期的にスカウトメールを受け取っており、誰にでも送れるようなテンプレートメールには興味を示してくれません。 しかし、もし自分にパーソナライズされ、自分の興味のある分野からのスカウトメールが届いたら、思わず返信したくなるものです。 実際、LAPRAS SCOUT経由で送ったパーソナライズされたメールに対する返信率は約25%もあります。これは、一般的なスカウトメールの返信率が10〜15%と言われているので、高い数値です。

良いパーソナライズ

具体的にパーソナライズの例を見ていきます。まずは、次の2つのメールを見てみましょう。

先ほど、〇〇様のアウトプットを拝見し、大変優れた開発経験に非常に魅力を感じ、ご連絡させて頂きました。 弊社では...
先ほど、〇〇様のGitHubのレポジトリを拝見し、Pythonを用いた開発経験に魅力を感じ、 ご連絡させて頂きました。 特に、GitHubの△△というレポジトリで、設計から実装まで一人でやられている腕力には感激いたしました。 弊社では...

後者の方が返信したくなるでしょう。前者のメールは、名前さえ変えれば他の人にも送れてしまいます。そのようなメールはパーソナライズされたメールだとは言えません。一方、後者のメールでは、実際にレポジトリを開き、技術力を見てスカウトメールを送っているということが伝わります。

それでは、具体的にどのように、候補者の情報への言及すれば良いのか解説していきます。
一番多い例はエンジニアのスキルに言及する例です。

スキルに言及したパーソナライズの例

誠に勝手ながら〇〇様のGitHubやQiitaを拝見させて頂きました。 弊社では「Python 3.5」「Django 1.9」を利用した開発を行っていますが、〇〇様も 「Django 1.7」の利用経験をお持ちであるとお見受けしております。また、 Qiitaの記事ではユーザ認証やFormのvalid失敗の原因など開発におけるハマりポイントを 自らの経験と知見を元に まとめられておられるなど、積極的にアウトプットされている姿に魅力を感じております。

候補者のアウトプットや技術力について言及すると、候補者からの印象も大きく変わります。

しかし、メールを作成する人がエンジニアではない場合、レポジトリ等のアウトプットからスキルに関して言及するのは容易ではありません。
そこでもう1つ、スキルに言及しないパーソナライズもご紹介します。これは、候補者の普段の活動イベントへの参加についてまた現職や趣味などのパーソナルな情報について言及する方法です。

スキルに言及しないパーソナライズの例

〇〇様は、△△などの機械学習系のイベントにも参加されて、機械学習を学ばれているなど技術的に 弊社との親和性が高いと感じ、 ぜひ社内外でご活躍されておられる〇〇様のような能力をお持ちの方と一度お会いしてお話をしてみたいと思い、お声がけいたしました。
〇〇様のイベントに弊社エンジニアが参加させていただいたのですが、大変参考になったと申しておりました。
〇〇様と出身大学が同じということもあり、勝手に親近感を抱いております。

これらは、専門的なエンジニア知識のない方でも比較的書きやすいのではないでしょうか。技術的なコメントはできていないですが、これらも候補者のことをよく調べていないと書けないことであり、パーソナライズの一つです。

パーソナライズの注意点

パーソナライズの浅いスカウトメールは適切とは言えません。しかし、パーソナライズのし過ぎにも注意が必要です。無理に踏み込もうとするあまり、あまり優れていない点を褒めたり、見当外れなことを言ってしまうことがあるので、曖昧な場合はエンジニアや有識者に相談することをお勧めします。
また、LAPRAS SCOUTというサービスの特性上、転職意思のない方にもスカウトメールを送信することになるため、不用意なメールは炎上を引き起こしかねません。敬遠されることなく相手を惹きつけるために、どれくらいパーソナライズするかは状況に応じて調整しましょう。