LAPRAS SCOUTには、候補者選定の段階やタレントプール上で各候補者に関するメモを残す機能があります。このメモ機能を上手く活用することで、候補者選定、及びその後のスカウトメール執筆作業の効率を大幅に高めることができます。 この記事では、このメモ機能の使い方について解説します。
候補者にスカウトメールを送信する過程には、大きく分けて以下の3つの作業があります。
1. 候補者の選定
2. 候補者のメモ記載
3.スカウトメール執筆
※1,2,3全てをエンジニアが行うのがベストですが、エンジニアの工数を考慮して1,2だけをエンジニアが行い、そこまでエンジニアリングの知識を必要としない3を採用担当者が行うケースもあります。
エンジニアが選定をして採用担当者が執筆をする場合、採用担当者はエンジニアリングのスキルをあまり持っていないため、エンジニアがどうしてその候補者を選定したのかを採用担当者に分かりやすい形で伝える必要があります。その際にメモを使用するのが有効です。分かりやすい形でメモを残すと、その後のメール執筆の質が高まったり、執筆コストも大幅に削減することができます。
メモの書き方
コメントを入力して、「コメントする」をクリックします。
メモに記載したい3つのこと
・候補者のレポジトリ、ブログ記事のタイトル
・そのレポジトリ・ブログ記事を見て、どこに魅力を感じたか
・その魅力が自社のどのような業務で活かせそうか
注意点
メモの精度は、スカウトメールの質および返信率に影響を与えます。
例えば、Rubyをやっている、CakePHPを使っている、などプログラミング言語やフレームワークのみに言及すると、上手くメールが書けなくなり、結果としてテンプレートメールのように捉えられ返信率が下がってしまう可能性があります。
クローラーの開発、決済システムの開発、などプログラミング言語やフレームワークを活用して生み出したアウトプットについて言及するようにしてましょう。
良い例
Chainerに積極的にコントリビュートしている。 Qiita記事「〇〇」を見る感じ、簡単な自然言語処理を用いたアプリケーションの開発経験もありそう。 うちでも自然言語処理を使って△△をやりたいと考えているので、ぜひ欲しい。 まだ学生なので、インターンとして誘うのもアリ 。
→具体的なアウトプット名や、この候補者が欲しい理由がしっかりと書かれています。
このメモを見れば、エンジニアリング知識のない採用担当者の方でも簡単に魅力的な
スカウトメールを執筆することができます。
悪い例
Pythonできる 学生
→これだと、この人がどんな人なのかよくわかりません。
その結果メールを書く際にメール作成補助機能に頼らざるを得なくなるので、テンプレ感が増し、返信率が下がってしまいます。
メモをしっかりと書くことにより、スカウトメールを執筆する負担を軽減することができますし、メールの質も高まります。
ただ、メモを書くにはエンジニアリングの知識を要することもあるので、エンジニアと採用担当者がうまく協力し、より効率よくスカウトメールを送信しましょう。