LAPRAS SCOUTの候補者データベースを構成するデータ

LAPRAS SCOUTの候補者データベースは、LAPRASユーザーである候補者の他に、Web上の公開情報からプロフィールが生成されたユーザー外の候補者からも構成されます。これによって幅広い候補者に対してアプローチすることが可能です。LAPRAS SCOUTの候補者データベースがどのようなデータから構成されるかを詳説します

LAPRAS SCOUTの候補者データベースを構成するデータ

LAPRAS SCOUTの候補者データベースは、Web上の公開情報からクローリングを行ない取得している非LAPRASユーザーのデータと、LAPRASユーザーの入力によって得られたデータ、2種類のデータから構成されています

1. Web上の公開情報をクロールしたデータ(非LAPRASユーザー)

候補者がWeb上でアウトプットした公開情報をクロールして取得した情報です。例えば以下のような情報が該当します。

  • GitHubのcommit情報
  • 各種SNSのユーザー名やBiography
  • 公開アカウントでのツイート

現在LAPRAS SCOUTでは約10前後のWebサービスをクロールしており、それらから取得したデータで候補者プロフィールを生成しています。候補者がLAPRASユーザーでない場合、どのようなプロフィールが生成されているかは候補者自身は知りません。

また、自身で転職に関する情報を入力している訳ではなく、候補者が現在転職活動中かどうかはWeb上のアウトプットから総合的に判断する必要があります。

2. LAPRASユーザーのデータ

LAPRASを利用しているユーザーの情報です。自身のプロフィールが企業側にどのように表示されているか候補者自身が知っており、また自身の転職意欲を自ら入力しています

候補者のデータ取得パターンに応じてアプローチを変える

候補者のデータをどのように取得しているかによって、企業側からのアプローチ方法やスタンスを変える必要があります。なぜなら、取得パターンによって候補者がLAPRAS自体を知っているかや、転職に対しての考え方が異なるためです。

1. Web上の公開情報をクロールしたデータ(非LAPRASユーザー)

基本的に、候補者は自身がLAPRAS SCOUT上でどのように表示されているかを知らず、候補者によってはLAPRASやLAPRAS SCOUTの存在自体を知らない場合もあります。

また、公開情報から取得したメールアドレス宛にアプローチをできるケースが大半ですが、そもそもメールアドレスを取得できておらず、アプローチできない場合もあります。

これらの候補者にアプローチをする場合、プライベートのメールボックスに直接スカウトメールが届いたという見え方になります。ですので、どういった情報を見た上でスカウトをしたのか、なぜスカウトを送ったのか、といった情報をより具体的にパーソナライズした上でスカウトをする必要があります。

候補者はなにか自分自身がサービスに登録した上でスカウトが届いているとは思わないため、不特定多数に送れるようなスカウトを送ってしまうとスパムと思われ、企業のレピュテーションを著しく下げる恐れがあります。

しかしながら、きちんと丁寧にパーソナライズをしたスカウトを届けた場合は、他社がまだアプローチをしていない中で有効な接点を築く有効な手段になり得ます。

2. LAPRASユーザー

候補者は、自身が転職系のサービスを利用しているという認識があります。候補者自身が入力した貴社への興味度合いや、転職意欲の情報をもとに転職を前提としたコミュニケーションをとることが可能です。

とはいえ候補者は日々スカウトを受け取っており、その中で有効な接点を築くにはパーソナライズされたメッセージを届けることが肝要です。また、誰にでも送れるようなメッセージを送りつけられた際には、LAPRASへの登録有無を問わずその企業への心象は損なわれます。

候補者がLAPRASユーザーだったとしても、丁寧できちんと返信を得られるようなスカウトを届けるよう気をつけましょう。どのようなスカウトを届けるべきかに関しては、スカウト・クオリティ・ガイドラインをぜひ参考にしてください。