AIスキルハイライトとは、候補者の職歴・職務要約の情報等をAIが読み込み、特定の経験やスキルを自動で判定する機能です。 表示されているラベルをクリックすると、AIがその判断の根拠とした候補者の具体的な経歴やスキルの記述を確認することも可能です。
AIスキルハイライトのポイント
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スクリーニングの効率化: プロフィール上の様々な表現からAIが経験を読み取るため、人の目だけでは見逃してしまいがちな候補者の経験を効果的に抽出します
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ハイスキルな候補者の見逃しの防止: 候補者が、「テックリード」や「エンジニアリングマネージャー」「プロジェクトマネージャー」といった職種として明示していなくても、プロフィール内容から近しい経験をしている候補者を読み取り、検索できるようにします
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客観的な判断支援: LAPRASが定めた客観的な基準に基づいて判定されるため、スクリーニングの判断を補助します
現在、以下の3つの経験に関するAIスキルハイライトを提供しています。なお、判定にはClaudeを用いています。
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ピープルマネジメント経験
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エンジニアリングリード経験
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PM/PL経験
AIスキルハイライトを判定するためにAIが読み込んでいる情報は以下のとおりです。
- 職務要約
- 職歴
- 経験技術
- その他活かせる経験・スキル
▼候補者の詳細プロフィール上での表示イメージ
1. 「ピープルマネジメント経験」
ソフトウェア開発組織において、チームメンバーの人事評価や報酬・昇進決定などの経験を持つと判定された候補者に表示されます。
■ピープルマネジメント経験ありと判定される例
✅ エンジニアリングマネージャー(EM)、VPoE、開発部長など、エンジニア組織において人事評価権限を持つ役職の経験
✅ 部下であるエンジニアのパフォーマンス評価と、それに基づく報酬や昇進の決定に関わった経験
■以下の場合はピープルマネジメント経験ありとされません
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エンジニアの採用、育成、指導の経験のみ
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1on1の実施経験のみ
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テックリード、技術リードとしての経験
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プロジェクトマネージャー(PM)、プロジェクトリーダー(PL)としての経験
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メンバーのタスク管理や進捗管理のみの経験
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営業職など、エンジニア組織以外でのピープルマネジメント経験
【解説】 ここで定義する「ピープルマネジメント」とは、単なるチーム運営やタスク管理ではなく、メンバーのキャリアや評価に責任を持つ経験を指します。そのため、技術的なリーダーシップを発揮する「エンジニアリングリード」や、プロジェクトの進行に責任を持つ「PM/PL」とは区別しています。
2. 「エンジニアリングのリード経験」
単に与えられたタスクをこなすだけでなく、開発チーム全体の技術的な課題を発見し、その解決を主体的に推進した「リード」相当の経験を持つ候補者に表示されます。
■エンジニアリングリード経験ありと判定される例
✅エンジニアチームを技術的にリードした経験
✅ チームやプロダクト全体の技術的課題を見つけ、改善策を主導した経験
✅ ソフトウェア開発の全工程にわたって技術的な責任を負った経験
✅ リードエンジニア、テックリード、CTOなどの役職経験
✅ 組織全体の技術標準やポリシーを作成した経験
■以下の場合はエンジニアリングリード経験ありと判定されません
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人事評価を含む、エンジニアリングマネージャー(EM)としての経験
- プロジェクトマネージャー(PM)、プロジェクトリーダー(PL)としての経験
- コードレビュー、技術選定、メンバーの指導経験のみ
- スクラムマスターとしての経験のみ
【解説】 ここで定義する「エンジニアリングリード」とは、チームの技術的なアウトプットを最大化することに責任を持つ役割を指します。メンバーの評価に責任を持つ「ピープルマネジメント」や、プロジェクトの予算・納期・スコープに責任を持つ「PM/PL」とは役割が異なるため、区別しています。
3. 「PM/PL経験」
主に受託開発企業やSIer、ITコンサルティング企業などにおいて、**顧客向けシステム開発プロジェクトの責任者(PM)またはリーダー(PL)**として、プロジェクト全体を管理した経験を持つと判定された候補者に表示されます。
■PM/PL経験ありと判定される例
✅プロジェクトマネージャー(PM)/プロジェクトリーダー(PL)の役職経験
✅主に受託開発企業やSIer、ITコンサルティング企業などにおいて、顧客向けシステム開発プロジェクトで以下のような業務をプロジェクトの責任者またはリーダーとして担った経験
- プロジェクトの全体方針・計画の策定
- プロジェクトの進捗管理とスケジュール管理
- プロジェクトチームの人員配置と人材管理
- プロジェクトの予算管理
- 顧客との折衝・調整
■以下の場合はPM/PL経験ありと判定されません
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エンジニアリングリード、テックリードとしての経験
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エンジニアリングマネージャーやスクラムマスターとしての経験
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「顧客と連携」「プロジェクト推進に貢献」といった抽象的な記述のみの場合
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エンジニアメンバーの技術的な育成や指導の経験
- プロダクトマネージャーとしての経験
【解説】 このスキル判定では、社外のクライアントと直接向き合い、予算、納期、品質、仕様など、プロジェクト全体の進捗・成功に責任を持った経験を判定することを目的としています。 そのため、技術課題の解決を主導する「エンジニアリングリード」や人事評価を行う「プロダクトマネージャー」とは明確に区別しています。
AIスキルハイライトが付与されている候補者を探すには?
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「テックリード相当経験」のAIスキルハイライトが付与された候補者を探す場合
- 経験職種検索でテックリードを指定
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「ピープルマネジメント経験」のAIスキルハイライトが付与された候補者を探す場合
- 経験職種検索でエンジニアリングマネージャーを指定
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「PM・PL経験」のAIスキルハイライトが付与された候補者を探す場合
- 経験職種検索でプロジェクトマネージャーを指定
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ご利用にあたっての注意事項
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本機能はAIによる自動判定であり、その正確性を100%保証するものではありません。
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AIスキルハイライトはあくまで候補者様の経験を理解するための一助としてご活用いただき、最終的なご判断は、貴社にてプロフィール詳細をご確認の上、実施いただきますようお願いいたします。
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候補者様のプロフィールに記載がない経験については、AIが判定することはできません。
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